こんにちは!Yuuです!
スウェードの素材はスムーズレザーと違ってお手入れをそこまで時間をかけずに済むので楽ちんです。
しかし、ずっと何もしないと革を傷める原因になってしまうので、定期的にお手入れはしておきたいですね!
おすすめの道具も知りたい!
そんなスウェードのお手入れ方法について知りたいこともあると思うので、ここでは
- お手入れ方法
- おすすめの道具
- やっておきたい3つのこと
上記についてまとめています。
スウェード素材の革靴やスニーカーを持っている方は試してみてくださいね!
Contents
定期的に行いたいお手入れ
&
おすすめの道具
『スウェード』素材の靴は3ヶ月に1回くらいの目安でお手入れを行ってあげてください。
履く頻度や使うシーンによっても異なりますが、だいたい汚れや状態が気になってくるのが3ヶ月くらいだと思います。
長い方だと半年くらい経ってから行う方もいらっしゃいます。
お手入れの流れを細かく紹介していきます。
シューツリーを入れる

まずはブラッシングやスプレーを行いやすいようにシューツリーを入れて形を整えましょう!
シューツリーを持っていない場合は”新聞紙”でも代用は出来ますので、丸めて入れてあげてください。
木材で作られているシューツリーがおすすめです。
100均で売られているバネ式のシューツリーは履き口に負担がかかってしまうので、避けたほうが良いですね。

ブラッシング

シューツリーで形を整えたら、表面の汚れやほこりを落としていきます。
素材は[馬毛]でも[豚毛]でも大丈夫です。
全体的にブラッシング出来たらOKですが、ここの段階で気になるところ(擦った跡・毛並みが潰れている・毛がボソボソしているなど)があったら取っておきましょう!

擦った跡がある時
※気になる場合
段差や壁にぶつけてしまうと黒い跡が残ったりしますよね。
そんな時は[スウェード用の消しゴム]を使うとキレイに取ることが出来ます。
[スウェード用の消しゴム]はスウェード素材に優しく、軽く表面に付いた跡を落とすのにに適しています。

それでも落ちなくて困っている時は、[サンドペーパー]で取る方法もあります。
やりすぎるとスウェードの毛羽立ちがなくなってしまうのであまりおすすめは出来ませんが、粗い番手で表面の跡を落としてから仕上げはきめ細かい番手で行うとキレイに取ることが出来ます。
※粗い番手でこすりすぎると革を傷める原因になってしまいます。
きめ細かいサンドペーパーで軽く試しながら様子を見てください。

毛並みが潰れている時
※気になる場合

毛並みが潰れてしまいスウェード特有の毛並みがなくなってしまった時は、[スウェード用のゴム製ブラシ]を使うと毛並みを立ち上げることが出来ます。
間違えてクリームを塗ってしまった時にも対応できますよ。
特に天然ゴム製のブラシは毛並みを立てやすくキレイになるのでおすすめです。
ゴムの部分に色が移るので、濃い色のスウェードに使った後は明るめのスウェードに使わないようにしてください。
色移りの原因になります。
例:(黒→茶色)(焦げ茶→ベージュ)など
天然ゴムの他にも[金ブラシ]のタイプもありますが、スウェードの毛並みが取れやすいので、こすり過ぎには注意してください。

毛羽立ちがボソボソしている時
※気になる場合

逆に毛並みがボソボソしていて、みすぼらしいと感じる時もありますよね。
そんな時は、市販の[ライター]を使うとキレイに仕上げることが出来ます。
軽くサッと火を当てるだけで毛羽立ちが目立たなくなりますよ。
ターボのタイプは威力が強すぎるため通常の火力のものがおすすめです。
お子さんがいる方はチャイルドロックが付いたものだと安心です。
同じ箇所にずっと当て続けると革が焦げてしまうのでNGです!
また、補色スプレーを付けた後に行うと表面に付いたガスに燃え移り危険なので、使う順番も注意してください

栄養補給&補色
スウェードの革に撥水性と栄養を与えるために[スプレー]を使うと長持ちします。
放置してしまうと革が固くなってしまい柔軟性が失われるのですが、それを防いでくれます。
初めは無色の「ニュートラル」のスプレーが使いやすいですね。
- 20cmくらい離して全体的に
- 乾燥が気になるところはちょっと多めにかける
- 内側に入らないように詰め物を入れておく
上記のポイントをおさえてやってみてください。
色付きのスプレーもあるので、最近「色抜けが気になってきたな」っと感じたら、革靴の色に合った色のスプレーをチョイスすると良いでしょう。
補色スプレーを使う時は周りに色が移らないように注意してください。
履き口も新聞紙などを詰めると色が移らず安心です。

仕上げのブラッシング

仕上げは固めの豚毛ブラシで全体をブラッシングしていきましょう!
毛並みも揃いキレイな見た目に仕上がります。

キレイに保つ!
やっておきたい3つのこと
ここでは、普段から習慣化しておきたいケアを紹介します。
一つ一つめんどくさがらずに行っておくことで、大切な革靴を長い間キレイに履くことが出来ますよ。
- ブラッシング
- 防水スプレー
- シューツリーを入れて保管
以上の3つは日頃からやっておくのがおすすめです。
履いた後のお手入れ
”ブラッシング”

スムースレザー同様に、その日履いた靴は[馬毛ブラシ]で軽くブラッシングしておきましょう。
キレイに保ってカビの防止にも繋がるので習慣化しておきたいですね。
サッと数秒程度で終わるので、靴棚の横など手の取りやすい場所に置いておくのがおすすめ。

雨に備えて
”防水スプレー”

スウェードの素材は、雨が染み込んでしまうと雨ジミが目立ってしまうので[防水スプレー]はかかせません。
さらにスウェード特有の毛羽立ちを利用し[防水スプレー]を付けてあげるとより雨を弾きやすくなりますよ。
雨が降っている日は、ブラッシングで毛並みを整えた後に20cmほど離したところから全体的に付けておきましょう。

保管する時に形を整える
”シューツリー”

見た目を美しく保つために[シューツリー]が便利です。
お手入れのところでも書きましたが、木製のシューツリーは湿気を取ってくれて履き口にも負担が少ないのでおすすめ。
何も詰め物がない状態で保管していると、甲の部分が潰れてしまい、シワが寄った部分が色抜けしてしまいます。
あとあとお手入れが大変なので、詰め物は入れておきましょう。
新聞紙でも、湿気を取る効果と潰れを防止する効果があるので[シューツリー]がすぐ用意できない方は代用してみてください。

まとめ
普段お手入れをすることで、綺麗な状態をキープして気持ちよく履くことが出来ます。
ケアをしているうちに愛着も湧いてくるので、ぜひ試してみてくださいね!
シューツリー | [形を整える] シューツリー |
---|---|
馬毛ブラシ | [汚れを落とす・仕上げ用] モゥブレィ 馬毛ブラシ |
豚毛ブラシ | [汚れを落とす・仕上げ用] モゥブレィ 豚毛ブラシ |
ゴム製のブラシ | [毛並みを整える] サフィール クレープブラシ |
栄養スプレー | [栄養補給・補色] サフィール スプレー |
防水スプレー | [防水] サフィール ウォータープルーフスプレー |
天然の消しゴム | [汚れ落とし] サフィール 消しゴム |
サンドペーパー | [汚れ落とし] サンドペーパー |
ライター | [ボソボソ除去] bic ライター |
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