大切な革靴に”カビ”が!!
この記事を見ているあなたはそんなショッキングな場面に出くわしたのではないでしょうか?
すぐに対処したいけどどうすれば良いかわからないよ!
簡単に取れる方法はないのかな?
そんな疑問を解消しましょう!
そこで今回は、
- 簡単なカビ取り方法
- カビ防止で大切な5つの事
- 手元に道具がない時の対処法
上記についてまとめてみました。
気に入っている靴であれば、カビが生えてしまっても捨てる必要はありません。
しっかりケアをしてあげれば元通りになりますよ!
Contents
初心者でも簡単!
カビ取りの方法
カビの生えた革靴を目の前にすると「終わった・・・」っと思いますよね。
もう捨てないといけないのか?そう感じるかもしれませんが、まだ大丈夫です!
そのまま放置してはNGですが、見つけたらなるべくすぐに対処しましょう!
- 綺麗な布でカビを拭き取る
※カビの胞子に注意 - カビクリーナーで綺麗にする
- 風通りのいい場所で乾かす
- クリームで保湿する
上記の工程で綺麗に出来ますよ!
綺麗な布でカビを拭き取る
※カビの胞子に注意
ここで使用する道具はこちら
綺麗な布

小さなブラシ

初めに革靴の表面に付いたカビを取り除いていきましょう。
細かい部分以外はなるべく”布”で優しく拭き取ってあげます。
ブラッシングをするとカビの胞子が舞ってしまいます。
また、室内で行うと色んな場所にカビが飛んでいってしまうので、ベランダなどで行うと安心ですよ!
コバの部分や飾りの穴の部分は布では取りづらいので、”小さいブラシ”で取ってあげましょう。
使い終わった”布”はカビが付いているので捨ててください。
全体的にカビを落とせたら次のステップです。
カビクリーナーで綺麗にする
ここで使う道具はこちら
綺麗な布

カビクリーナー

”カビクリーナー”を革靴全体にかけていきます。
※20cm程離しながら吹きかけてください。
そして、”布”で革靴を全体的に拭いていきます。
”カビクリーナー”が足りないかなっと感じたら”布”につけながら拭いてください。
ここでも細かい部分は小さなブラシを使って”カビクリーナー”を馴染ませていきましょう。
革靴の内側も忘れないように気をつけてください。
また、臭いが気になる場合「消臭」と「除菌」を行ってくれるアイテムがあるので、そちらを使っていきましょう!
匂いも3種類あるので、自分の好みに合った香りを選択してください!
におい消し
- ラベンダーの香り
- グレープフルーツの香り
- レモンの香り

風通しのいい場所で乾かす
全体的にカビクリーナーを浸透させたら風通しの良い場所で乾かしましょう。
ケアしたばかりは、湿っているのでそのまま箱や靴棚にしまうのはNGです。
乾かす時は、直射日光を避けましょう。革が固まってしまい革質がバリバリになります。
必ず日陰を選びましょう!
1~2日置いてあげると乾くと思うので、しっかり乾いたら次のステップです。
クリームで保湿する
クリーム

クロス

乾いたら表面をクリームで磨いてあげましょう
クリーナーを使用することで少しだけ革が乾燥してしまいます。
乾燥によるダメージを防ぐためにしっかりケアしてあげてください。
靴磨きの手順を詳しく知りたい方はこちら

ここまでやってあげるとカビの生えた革靴も蘇ってきますよ。
カビ防止で大切な5つの事
せっかくカビを綺麗に落としたのに同じ様に保管していたらまたカビが・・・
なんて事になったらショックですよね。
ここではカビ予防で大切な5つ事を紹介していきます。
- 除湿剤を置く
- 靴棚の換気
- 革靴に詰め物を入れる
- ちょっとでも履いてあげる
- 定期的なケア
上記の方法を取り入れるとカビの予防につながるのでぜひ試してみてください!
除湿剤を置く
靴棚に”除湿剤”を置いておくだけでもしっかり対策になります。
梅雨の時期だけでも良いので、用意しておくのがおすすめです。
湿気は天井より床に近いほうが多いです。
なので、靴棚の下部に置いておくようにしましょう!
除湿剤は水が線まで溜まったの確認して忘れずに交換してくださいね!
除湿剤

靴棚の換気
”除湿剤”を入れていても靴棚を閉め切っていては湿気が残ってしまいます。
定期的に換気をしておきましょう!
扉を開けておくのはもちろん、扇風機を使って風を送ったり、除湿機を近くに置いて使って対応しても良いですね。
扇風機

除湿機

扇風機は小型の”サーキュレーター”でも大丈夫です。
移動も楽なのが個人的には使いやすいです。
除湿機は用途によって使い分けられる物がおすすめです。
ちょっと値は張りますが、靴棚以外にも洋服の部屋干しにも対応出来るの物が便利ですよ。
革靴に詰め物を入れる
革靴の内側にカビが生えてしまうのを防ぐために、詰め物を入れるのも大切なポイントです。
シューツリー

”シューツリー”を入れておくと湿気を吸ってくれるので予防になります。
革靴を綺麗な形を保ってくれるのでおすすめは”シューツリー”ですが、手短に用意するなら”新聞紙”で代用が可能です。
丸めて入れてあげると甲の部分が潰れずに済んで、湿気も取ってくれます。
ちょっとでも履いてあげる
外の空気に当てることはとても大切です。
少しでも良いので、ちょっと外に出かける時に履いてあげるとそれが「カビ」予防に繋がります。
ずっと同じ空間に入っていると新鮮な空気も入らないので、革の傷む原因にもなってしまいますね。
定期的なケア
長い時間放置していると「カビ」で傷んでしまったり、ツヤが失われてしまいます。
革質も固くなってしまうので、定期的にケアをしてあげましょう。
クリーム

ブラシ

クロス

おすすめのクロスを知りたい方はこちら

最低限この3つがあれば手入れは出来ます。
革も柔らかくなるのでぜひ試してみてくださいね。
どのくらい経ったら磨いたら良いのか知りたい方はこちら

手元に道具がない!
すぐ出来る対処法
そんな方も多いと思います。
ここでは紹介した道具の代用となる物をまとめました。
【代用出来るもの】
綺麗な布 | ティッシュ |
---|---|
小さめのブラシ (ペネトレイトブラシ) |
綿棒 |
シューツリー | 新聞紙 |
カビクリーナー | ステインリムーバー or アルコール |
アルコールは革靴の表面には使わないでください。
色が落ちてしまったり、革が傷む原因となります。
使用する場合はアルコールを綿棒に湿らせながら「コバ」や「アウトソール」に付いたカビだけを取ってください。
ティッシュは表面や側面についたカビを拭き取るように。
綿棒はティッシュでは取り切れない細かい部分に使っていきます。
カビクリーナーが手元にない場合は革靴の汚れ落とし(ステインリムーバー)を使っても大丈夫です。
カビ予防としての効果は持続しませんが、表面は綺麗にする事が出来ますよ。
カビ取りが出来たら、新聞紙を入れて保管しましょう。
すぐに用意できない場合は応急処置として試してみてくださいね。
まとめ
今回は『革靴』の簡単なカビ取りの方法とカビ防止で大切な5つの事、手元に道具がない時の対処法についてまとめました。
カビが生えてもすぐに捨てずに一度綺麗にしてあげてくださいね!